テクスク

小学生向けスクールの2020年度の反省と今後について

個人でしかできないことを、、、ということで色々試しました。その振り返りと今後についてです。段階的にテクマガの活動と連携させていきたいと考えています。

2020年の振り返り

Javascirptの習得を本分としつつ、自分のテーマとしては色んなしがらみがある学校や大手ではできない、個人かつ小規模だからできることを色々試そうということで取り組んできました。そんな一年間の収穫及び課題をざっくりまとめます。

収穫
  • コロナ等で環境が大きく変化しましたが、総合して教室としての個性を出しつつスタイルや向かうべき方向性を固めていけてる感があります。
  • 「わからないことはGoogleで調べて必要な情報にたどり着こう」という教える側としてのスタンスは徹底することができたかなと思います。
課題
  • 生徒間の進捗のバラツキ: プログラミングの理解度やマシンスペックの問題で進捗が揃わないというケースも発生しました。余計な待ち時間が生まれてしまう以上できる限り解消すべきで、入塾時点でPCのスペックが満たない場合程度こちらで指定する必要があると感じました。
  • 自主性: 自ら目標を定めて実装するというところまでいけるのが理想ですが、そういうアイデアや提案がなかなか出てきません。道のりは長そうです。今年度はほとんどが文法で終わってしまい何かを作るというところにあまり時間を割けなかったため、プログラムで何ができるかいまいちピンと来ていないのが理由だと思います。
  • 質問: わからないところを質問することができない様子が見られることがありました。質問することが恥ずかしいというようです。学校のように人数が多ければ話は別ですが、人数が少なければそういうことはないだろうと考えていましたが少し甘かったです。

細かい施策の振り返り

施策1. SlackとNotionの活用

Slackは日々の連絡ツールとして導入しました。問題なく使いこなせているのでシンプルに楽です。また、ポイントと思ったところはNotionに書き留めておくように指示しておきました。特別課題を課すなどはしませんでしたが、自主的に自分なりのまとめを書いていた点が収穫でした。これはひとえに見た目の良さや書きやすさなど、Notionというプロダクトのクオリティの賜物だと思います。Notionすごい。

一方で課題の提出状況など全てNotionに一本化するのは、契約プランの問題で難しいことがわかりました。(法人向けなら可能だが料金がかかりすぎる)

施策2. ボードゲームデー

自分のボードゲームに対する捉え方はこちらの記事に詳しく書いていますが、教室では主に「カタンの開拓者たち」というゲームをやっていました。自分なりに考えて戦略を立てることが必要なゲームなためその点に関しては狙い通りでしたが、対決方式のため生徒同士での協力や知恵を出し合うコミュニケーションが生まれにくかったのが残念でした。ただし自ら製作したチラシで外部の友達を誘ってやることができたりなど、筋としては間違っていないと手応えを感じている試みなので続けていきたいです。

来年度はスコットランドヤードというゲームを試してみようと思っています。このゲームは複数人の警官役が協力・連携して一人の怪盗役を追い詰めるというゲームであり、論理的な推理が必要かつ僕が怪盗役をすることで生徒同士で知恵を出し合うコミュニケーションも生まれやすいのではないかと思っています。

施策3. 情報発信

次の二つの意味が含まれています。どちらも徹底できていませんでした。それぞれについて振り返りをしておきます。

  • 保護者に対しての情報発信 子供たちから話行くだろうという甘えから疎かになってしまっていました。教の立場からの様子は必要なことだと思っているので、これはかなり反省しなければいけないと思っています。
  • アウトプットとして子供たちが行う情報発信 ちょっとした技術ブログをやってもらおうと思っていました。そのための布石という位置付けで大きめの公園の写真を撮って紹介するという取り組みを行いましたが、イメージがしにくかったようで本当にただの遠足で終わってしまいました。
施策4. 大学生の起用

小学生にとっては普段はなかなか接点の得られないであろう大学生との交流の機会を設けたいと考えています。ものは試しにということで女の子に一度ボードゲームデーに参加してもらったのですが、生徒2人が緊張してしまうという結果になりました。とっつきやすい男の方が良いかもしれないと思ったので試したいのですが、心当たりのある人材がいないという問題。。

また教師を固定することは心理的な安心感をもたらすなどいい面もあれば、マンネリや伝え方や伝える内容に偏りが生まれるという弊害があるとも思っています。その解決策として自分とは全く別のバックグラウンドを持つ大学生を単発で教師として起用していきたいと考えています。ここら辺は適任の人がなかなか見つからなそうなこともあり、まだ考え中です。

今後について

まずは「WEBやプログラミングを通して何ができるかを学び」その後は「それらの知識を以って自由に発想し、現実に実装できるため力の育成」を理想に掲げます。

方針

オープンな運営

教室として取り組みの内容をサイト上で公開すること心がけており、また生徒自らも学んだ内容をまとめて記事として公開する取り組みを行っています。詳しくはヘッダーの「日誌」をご参照ください。

失敗と挑戦の推奨

与えられた課題をミスなく取り組むこと以上に、自ら仮説を立てて取り組むこと。そして失敗を材料とし軌道修正するプロセスを重視します。

自律・自走できるような接し方

安易に答えを教えることはせず、分からないことは適宜検索し必要な情報を探し出してもらうことで問題解決の力を養います。同様の理由からテキストは敢えて使用しません。

その他取り組みたい施策

これらの方針に基づき、今後力を入れていきたい施策を挙げます。

1. テクマガを利用した情報発信

2020年度は情報発信への課題がありました。力を入れていきたいと思います。「テクスク」のタグを付け、次のような内容の記事をテクマガに投稿していきたいと考えています。

  • 学んだ内容を生徒自身が記事化したもの
  • 学級通信的なもの
2. テクマガを中心としたコミュニティ活動
3. 広報

この一年である程度のスタイルの方向性みたいなものが見えてきました。これまではあまり力を入れていませんでしたが、今後テクマガでの情報発信を初め知り合いの店舗にビラを置いてもらうなどして(可能か分かりませんが)宣伝をしていって、無理ない範囲で少しずつ生徒数を増やしていきたいと考えています。

P.S. 宣伝のためのLPを制作しました。リンクはこちらから

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